『大学職員ジャーナル』(高等教育研究会)に寄稿した「スキルアップのための情報収集・情報発信 : 若手大学図書館職員の実践記録」をオープンアクセスにしました。
本稿では、新規採用からの3年間を振り返り、若手大学図書館職員として特にスキルアップにつながったと感じた情報収集と情報発信を中心に取り上げました。「こんな考え方、やり方もある」という参考にしていただければ幸いです*1。
2015年11月24日に、龍谷大学図書館の村上孝弘さん(高等教育研究会副代表)から執筆依頼があり、寄稿させていただきました。下記のように、かなり自由でした。
- 内容は、大学や大学職員に関することであれば何でもいい。
- 字数は、4000~5000字程度だが、上限なし。
見本として第18号(最新号)をいただきましたが、執筆依頼があるまで『大学職員ジャーナル』という雑誌があることすら知らなかったので、第13号~第17号までのバックナンバー5冊を購入しました。
3号連続で大学図書館関連のがっつりした記事があるものの、自分は『大学職員ジャーナル』に掲載していただけるような大学図書館を主とした執筆テーマが全く思いつかずに結構あせりました。
- 第18号:CiNii 論文 - 大学図書館職員の業務の変化とこれから
- 第17号:CiNii 論文 - 大学職員による企画・立案力向上のための図書館・学術情報データベース活用法
- 第17号:CiNii 論文 - 大学職員のSDに対して大学図書館が担える役割はあるか
- 第16号:CiNii 論文 - 大学図書館職員の新たな役割と専門性 : 国立大学図書館が取り組む人事政策と課題
考えた結果、大学図書館をメインテーマとせず、「CiNii 論文 - ブログを活用したスタッフ・ディベロップメントの可能性」をヒントに、「情報収集・情報発信とスキルアップ」という観点からの実践記録としてまとめることにしました。
ちなみに、「CiNii 論文 - ブログを活用したスタッフ・ディベロップメントの可能性」の著者、長山琢磨さんのブログはこちらです。
執筆スケジュールはこんな感じでした。
- 執筆依頼:2015年11月24日
- 原稿締切:2016年1月31日
- 最終確認:2016年4月上旬
- 発行:2016年5月30日
今回の寄稿をきっかけに、『大学職員ジャーナル』を知ることができてよかったです。図書館関連以外の雑誌はあまりチェックできていないので、今後は『大学職員ジャーナル』もチェックしていきたいと思います。大学図書館関連の記事以外にも、例えばこんな感じの興味をそそる記事が掲載されています。
その他どんな記事があるかは、http://www.bekkoame.ne.jp/ha/shes/sozo.htmで確認できます。リンク先の下半分に目次が掲載されています。
『大学職員ジャーナル』に記事を書いたことがある方は、ぜひオープンアクセスにしていただきたいです。CiNii Articlesで刊行物名「大学職員ジャーナル」で検索しても、「CiNiiに本文あり・連携サービスへのリンクあり」にするとまったくないようなので*2。オープンアクセスにする方法がわからなければ、所属機関の図書館に相談してみてください。
researchmapも更新。