猫に夢研究所

自分の備忘録を公開している感じです。国立大学法人で大学図書館職員(図書系職員)として働いています。みなし公務員です。

池上彰の書いた本がおもしろくて次から次へと読んでしまった

池上彰の書いた本がおもしろくて、次から次へと読んでしまいました。

とくにわかりやすく、おもしろかった本を読了日順に並べています。経済学の基礎の基礎や戦後史を学びたい人におすすめです。


池上彰のやさしい経済学 (1) しくみがわかる (日経ビジネス人文庫)』

  • 読了日20170511
  • 入手日20170503
  • 帯の情報
    • いまを生きる基礎知識

    • 貨幣の誕生、需要と供給、見えざる手、TPP…

    • 基礎の基礎から始めましょう!

  • 2011年に京都造形芸術大学で行われた一般教養の集中講義「経済学」を文庫化したもの。授業内容は、テレビ東京系列やBSジャパンで放送された。
  • 「お金」についての章があったあとに、マルクスケインズなどの経済学者の理論を章ごとに紹介している。
  • 各章の最後に復習問題がある。
  • ページの下に用語解説がある。


池上彰のやさしい経済学 (2) ニュースがわかる (日経ビジネス人文庫)』

  • 読了日20170521
  • 入手日20170505
  • 帯の情報
    • 明日がわかる白熱授業

    • デフレ、金融政策、年金、消費税…

    • 経済をここまでやさしくしました!

  • 2011年に京都造形芸術大学で行われた一般教養の集中講義「経済学」を文庫化したもの。授業内容は、テレビ東京系列やBSジャパンで放送された。
  • 過去の経済政策から、現在の日本や世界を取り巻く情勢、問題点など解説している。
  • 各章の最後に復習問題がある。
  • ページの下に用語解説がある。


池上彰の「経済学」講義1 歴史編 戦後70年 世界経済の歩み (角川文庫)』

  • 読了日20170702
  • 入手日20170502
  • 帯の情報
    • 戦後社会の仕組みがわかる!

    • トランプ政権誕生後の世界を読み解くカギ!

  • 2014年に愛知学院大学で行われた講義「経済学特講」を文庫化したもの。
  • 戦後社会の歴史と仕組みを経済の視点から読み解いている本。
  • いまの日本と世界の状況をよりよく理解するには、その前にさかのぼってみることが大切です(p.420)

  • ページの下に用語解説がある。


池上彰の「経済学」講義2 ニュース編 覇権をめぐりお金が武器に (角川文庫)』

  • 読了日20170714
  • 入手日20170502
  • 帯の情報
    • ニュースの裏に”お金”あり!

    • EU、中東紛争、石油戦争……世界が動く!

  • 2014年に愛知学院大学で行われた講義「経済学特講」を文庫化したもの。
  • 世界のニュースを経済の視点から読み解いている本。
  • 歴史を分析すれば、その経験を将来に役立てることもできます。これが第1巻で目指したことです(p.3)

  • 第2巻では、日々のニュースの背景を経済学の視点から分析することが目標です(p.3)

  • ページの下に用語解説がある。
  • 「さらに学びたい人のための参考書籍」(p.412-414)がある。


『そうだったのか!日本現代史 (集英社文庫)』

そうだったのか! 日本現代史 (集英社文庫)

そうだったのか! 日本現代史 (集英社文庫)

  • 作者:池上 彰
  • 発売日: 2008/12/16
  • メディア: 文庫

  • 読了日20170803
  • 入手日20170712
  • Amazonで購入した。
  • 私たちが生きるこの国が、どんな国なのか。歴史を知ることは、私たち自身を知ることなのです(p.8)

  • 日本の戦後史が1冊に詳しくまとめられている。
  • 参考文献が充実している(p.420-426)。
  • 写真が多い。
  • 2段組になっている。


池上彰の18歳からの教養講座 ―現代世界を知るために (日経ビジネス人文庫)』

  • 読了日20180129
  • 入手日20180117
  • 文栄堂山口大学前店で購入した。
  • 帯の情報
  • 巻末に現代史年表あり。1917年以降の世界のできごとと日本のできごとがまとめられている。


『この社会で戦う君に「知の世界地図」をあげよう 池上彰教授の東工大講義 世界篇 (文春文庫)』

  • 読了日20180215
  • 入手日20180203
  • 毛沢東北京大学の図書館に就職していたとは……(p.203)。
  • 「Lecture 1 科学と国家 実は原爆を開発していた日本 」がおもしろかった。


『この日本で生きる君が知っておくべき「戦後史の学び方」 池上彰教授の東工大講義 日本篇 (文春文庫)』

  • 読了日20180225
  • 入手日20180203
  • 自国の歴史から学ぶ力をつけることは、現代を生きる上で必須の教養なのです(p.13)

  • 下記の章がおもしろかった。
    • 「Lecture 4 政治 55年体制から連立政権ばかりになったわけ」
    • 「Lecture 8 教育 学校では教えない「日教組」と「ゆとり教育」」
    • 「Lecture 12 全共闘 1968年、なぜ学生は怒り狂ったのか」
    • 「Lecture 15 政権交代 なぜ日本の首相は次々と替わるのか」


『学校では教えない「社会人のための現代史」 池上彰教授の東工大講義 国際篇 (文春文庫)』

  • 読了日20180304
  • 入手日20180203
  • 東西冷戦後の現代史の本。
  • 「Lecture 11 通貨 お金が「商品」になった」がおもしろかった。
  • 為替変動によるリスクを減らす手法として、オプション取引が開発された。