猫に夢研究所

自分の備忘録を公開している感じです。国立大学法人で大学図書館職員(図書系職員)として働いています。みなし公務員です。

第15回図書館総合展の参加メモ : 10月29日(火)

第15回図書館総合展の参加メモです。
まずは10月29日(火)。

10月29日(火)に参加したフォーラムは、以下の3つです。フォーラムとは別に、『図書館総合展大交流会2013』にも参加しました。

(関連記事)
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『図書館員のためのアクティブラーニング体験講座−“学び合い場”を創り出すために−』

URL:http://2013.libraryfair.jp/node/1606
コーディネーター:野末俊比古
ファシリテーター:岡部晋典、鈴木夕佳
主催:株式会社内田洋行
日時:2013年10月29日(火)10:00〜11:30

[内容]

  1. アクティブ・ラーニングの説明(野末俊比古)
  2. ICTツールの紹介 (野末俊比古)
  3. 同志社大学ラーニング・コモンズの説明(岡部晋典、鈴木夕佳)
  4. アクティブ・ラーニング(グループワーク)の実践 (野末俊比古、岡部晋典、鈴木夕佳)
    • 6人程度のグループに分かれる
    • 隣の人に30秒で自己紹介
    • それを受けて、グループ全体に他己紹介
    • マインドマップの実践
      • 個別にマインドマップを作成後、グループ内で情報共有
      • テーマ1:京都
      • テーマ2:学食
    • リッテルナビゲーターの紹介

[メモ]

  • 最初からブランチのあるマインドマップ。強制的に書き出すための仕掛けだそうです。
  • リッテルナビゲーターというツールの紹介。
    • ↑放射状のインターフェースでおもしろいです。リッテルナビゲーターのインターフェースは、マインドマップと相性がよさそうです。

(参考)

『学術情報リテラシー教育の現在〜東京大学の活動を中心に〜』

URL:http://2013.libraryfair.jp/node/1601
講師:成澤めぐみ
主催:丸善株式会社
日時:2013年10月29日(火)13:00〜14:30

[内容]

  1. 学術情報リテラシー教育とは
  2. 大学での情報リテラシー教育
  3. 東京大学の学術情報リテラシー教育活動
  4. 東京大学の講習会さまざま
    • 学内オープン
    • オーダーメイド
    • 部局共催
    • 分野特化型
    • 初年次教育との関わり
  5. リテラシー用サイト運営・資料作成
  6. 各種広報、情報発信
  7. 他大学の取り組み
  8. 学術情報リテラシー教育のこれから
    • 大学の変化
    • ツールの変化
    • 視点を変えてみる

[メモ]

  • 学術情報リテラシー担当は、常勤職員2人、非常勤職員1人の3人。
  • 3人で年間176回の講習会を実施。1回の受講者は、平均10人。
  • 学内オープンというのは、予約なしで参加できる講習会。2013年度は、受講者0人のときが一度あった。15分待って中止。
  • 講習会は、15時以降に開催すると、やはり人が集まりやすい。
  • 講習会を実施するときのコツ1:あえて分野を絞ることで「自分に役立ちそうなもの」であると気づかせる。例えば、「自然科学系のためのWeb of Science」、「人文社会科学系のためのWeb of Science」。
    • ↑なるほど!
  • 講習会を実施するときのコツ2:学術情報リテラシーが必要とされる場面の想定、把握によるニーズの掘り起こし。
  • オリジナル教材作成のコツ1:研究室、関連部局サイトから例題用キーワードを拾う。
  • オリジナル教材作成のコツ2:部局図書館のサイトからシラバス掲載図書を調べる。
  • 「教員の口コミによる講習会の新規発注。1つのオーダーが次のオーダーへ。
    • ↑いいサイクルですね!
  • 同じ検索例題を使って、各データベースの売りになる部分・検索方法の違いを見せる。
  • 各講習会によって、有効な広報手段は異なる。
  • 文章チュータリングの理念と実践―早稲田大学ライティング・センターでの取り組み』という本がオススメ。
  • 図書館だけで完結しない学術情報リテラシー教育へ。教育・研究活動との連携、大学運営の支援を視野にいれる。
  • 大学にふさわしい学術情報リテラシー教育はそれぞれ異なる。だから、「東京大学とウチは違う」で終わらせない!小規模大学・単科大学の強みを考える。
  • 参考として、実際に作成し使用した教材が配布された。
    • ↑情報量が多いです!
  • 自分でテキスト(教材)をつくることが、スキルアップにつながる!

『DRF10:躍動するオープンアクセス【第3部】機関リポジトリはここまで来た、そしてどこへ向かうのか』

URL:http://2013.libraryfair.jp/node/1613
司会:杉田茂樹、鈴木雅子
登壇者:尾城孝一、佐藤翔、加藤信哉、三隅健一
主催:デジタルリポジトリ連合(DRF
日時:2013年10月29日(火)15:30〜17:00

[内容]

  1. デジタルリポジトリ連合総会:DRFの今後の活動に向けたオープンディスカッション(三隅健一)
  2. 講演:国公私立大学図書館協力委員会-国立情報学研究所「機関リポジトリ推進委員会」と今後の展開(尾城孝一)
  3. パネルディスカッション
    • 登壇者:尾城孝一、佐藤翔、加藤信哉、三隅健一

[メモ]

  • 総会としての意味合いが強く、自分にはイマイチでした……。やっぱり参加対象・参加目的は重要ですね。でもDRFの雰囲気は分かりました!

図書館総合展大交流会2013』

URL:http://2013.libraryfair.jp/node/1918
会場:ラ・パウザ 馬車道
会費:3000円
定員:100名
主催: 図書館総合展運営協力委員
後援:図書総合展運営委員会
日時:10月29日(火)19:00〜21:00

[メモ]

  • 運営者に感謝です!ありがとうございました!
  • klisの先輩たちとお会いすることができました。
  • お互いTwitterでしか知らなかった人たちと実際にお会いすることができました。
  • 抽選会の景品が想像以上に豪華でした!

(参考)
図書館総合展大交流会2013の報告と運営手法について
http://shibure.hatenablog.com/entry/2013/11/06/235951



以上が、10月29日(火)に参加したフォーラムでした!



(関連サイト)