7冊読了。
目次
- 『ハーバード流マネジメント講座 90日で成果を出すリーダー (Harvard Business School Press)』
- 『あなたは最初の100日間に何をすべきか―成功するリーダー、マネジャーの鉄則』
- 『国会議員の仕事―職業としての政治 (中公新書)』
- 『霞ヶ関の掟 官僚の舞台裏―役所の常識は世間の非常識 キャリア官僚が明かすお役所の驚くべき実態』
- 『自衛隊メンタル教官が教える 心の疲れをとる技術 (朝日新書)』
- 『内藤忍の資産設計手帳のすすめ』
- 『世界基準で夢をかなえる私の勉強法』
- 読んだ本一覧
『ハーバード流マネジメント講座 90日で成果を出すリーダー (Harvard Business School Press)』
ハーバード流マネジメント講座 90日で成果を出すリーダー (Harvard Business School Press)
- 作者:マイケル・ワトキンス,Michael Watkins
- 発売日: 2014/03/18
- メディア: 単行本
- 昇進した新任管理職向けの本。
- カバーの見返しには、「本書は、昇進した新任管理職が最初の90日を乗り切るためのロードマップである。あらゆるレベルの管理職に役立つ、柔軟なフレームワークを示しながら、上司との関係、部下の評価、組織戦略などを掘り下げていく。90日という期間でリーダーが何をするべきなのか、実践的かつ体系的に学べる一冊」とある。
- 新しい職場環境に移る際のポイントや注意事項が詳細に記されている。
- 箇条書き、チェックリスト、表などが多くわかりやすい。
- 公務員のような人事異動が多い職業の方におすすめ。
- 厚さのわりに早く読み切ることができた。
- 人事異動や昇進したときに読み返したい。
- 索引あり。
キャリア移行能力を身につける(xii)
- この本を読むまで、「キャリア移行能力」という視点は持っていなかった。
著者によると、移行に成功するための基本は八つある。(一)新しい任務に合わせて思考回路を切り替えること、(二)必要な知識や情報を効率よく学ぶこと、(三)状況にあった戦略を立てること、(四)上司と関係を築いて下地づくりをすること、(五)まず小さな成果あげて流れをつくること、(六)組織のバランスに歪みがないか見きわめて調整すること、(七)部下を評価してチームづくりをすること、(八)内外の支持基盤を確立することである。さらに、私生活の管理や会社としての移行支援も重要だとしている。これを九〇日の枠内で計画し、実践するのだ(p.270、訳者あとがき)
『あなたは最初の100日間に何をすべきか―成功するリーダー、マネジャーの鉄則』
あなたは最初の100日間に何をすべきか―成功するリーダー、マネジャーの鉄則
- 作者:ニアム・オキーフ
- 発売日: 2013/03/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 昇進した新任管理職向けの本。
- 新しい職場環境に移る際のポイントや注意事項が簡潔に記されている。
- 公務員のような人事異動が多い職業の方におすすめ。
- すぐに読み終えることができる。
- 人事異動や昇進したときに読み返したい。
『国会議員の仕事―職業としての政治 (中公新書)』
- 著者である現職国会議員2人の来歴と行動が具体的に記してある。
- 国会議員が実際どのようなことをしているのか、その生態を知ることができた。
- 想像以上におもしろかった。
- 読みやすかった。
- 総理大臣になるための条件「角栄の原則」は、この本を読むまで知らなかった。
中曽根康弘さんの言葉に、「政治家は、歴史という法廷の被告席に立っている」というのがある。「ある時もてはやされても、それが後世の検証に耐えうるものなのかを、常に意識せよ」という、まさに至言である。リーダーたるもの、この戒めを忘れてはならないと、私は心に刻んでいる(p.98)
総理大臣になるための条件は何か? 私は、「角栄の原則」に重みを感じている。田中角栄さんは、「内政と外交の重要閣僚、それに党三役(幹事長、総務会長、政調会長)のうち少なくとも二つのポストを経験した人間でなければ、総理の資格はない」と言っていたらしい(p.156)
『霞ヶ関の掟 官僚の舞台裏―役所の常識は世間の非常識 キャリア官僚が明かすお役所の驚くべき実態』
霞ヶ関の掟 官僚の舞台裏―役所の常識は世間の非常識 キャリア官僚が明かすお役所の驚くべき実態
- 作者:林 雄介
- 発売日: 2003/05/01
- メディア: 単行本
- 2003年の本なので古くなっているところも多いと思うが、キャリア官僚の実態がわかっておもしろい。
- かなり過激な意見を述べているところもある。その点については、最後のページ(p.250)に注記がある。
- 伝聞やうわさレベルの情報も記載されているので注意が必要。
- 読みやすい文体だが、文章のつながりがわかりにくいところや誤字があった。
会計検査院:憲法に定められた無駄な行政機関である。(中略)本質的な政策の無駄遣いを追求せずに、重箱の隅をつついたような経費の無駄遣いを見つける霞ヶ関の小姑的存在。財務省の植民地でもある(p.216)
独立行政法人:公務員定数削減の圧力の中、形だけでも公務員を削減したように国民等を錯覚させるために考え出された詐欺的手法機関。霞ヶ関の直轄から、研究所や大学、博物館等を切り離し、行政のスリム化を計ったと言い張るための新しい法人の形態をいう。省庁の予算と独立して独立採算で経営される。親会社(本省)から独立した子会社の様なものだが、人事権や株式は親会社に100%握られている(p.241)
『自衛隊メンタル教官が教える 心の疲れをとる技術 (朝日新書)』
自衛隊メンタル教官が教える 心の疲れをとる技術 (朝日新書)
- 作者:下園壮太
- 発売日: 2013/02/13
- メディア: 新書
- 著者が自衛隊で教えている疲労コントロールの方法を解説している。
- 個人だけでなく、組織や上司としての対応方法も書かれている。
休養することは、頑張ることと同じ、いやそれ以上に必要な「仕事」なのだ(p.5)
苦境に陥っているのは、ムリをしたせいなのだ。だからもとに戻るためには、努力することではなく、休むことが必要なのだ(p.92)※傍点省略
もし、リーダーが部下の話を聞くことを億劫がったり、無視したり、むげに扱ったりすると、次から部下は、表現しなくなる。そちらのほうがよほど怖い(p.116)
もっと大きな視野で、違う職場で本人の能力に応じた人生を歩ませてあげるのもこれまた上司の務めだろう(p.117)
スケジュールにせよ、人数にせよ、ぎりぎりの状態でやっていると、少し状況に変化が訪れた時、簡単にムリの状態に陥る(p.193)
モチベーションの維持の基本は、体調管理だ。早寝早起き、睡眠はマストとして教えている(p.208)
『内藤忍の資産設計手帳のすすめ』
- 作者:内藤忍
- 発売日: 2007/12/07
- メディア: 単行本
- 資産形成を含めた、手帳を使った自己啓発の本。
- 資産形成について目新しいことはなかった。
- 自分が紙の手帳を使わないので、どのように使うのか気になって読んだ。
- 今後も紙の手帳は使わなくていいかなと思った。
『世界基準で夢をかなえる私の勉強法』
- 作者:北川 智子
- 発売日: 2013/02/14
- メディア: 単行本
- 留学経験を中心にした著者の勉強法が書いてある。
- 感覚的・感情的なところが多い。
- 内容が薄く、あまり参考にならなかった。