猫に夢研究所

自分の備忘録を公開している感じです。国立大学法人で大学図書館職員(図書系職員)として働いています。みなし公務員です。

上田修一, 倉田敬子編著『図書館情報学』を読みました。

図書館情報学

図書館情報学

図書館情報学の主要テーマが体系的に学べるとてもよい教科書・概論書だと思います。図書館情報学をこれから学ぶ学部生、または、ざっと復習したい方にオススメです。

勁草書房のWebサイトには、下記のように紹介されています。

図書館情報学の概念・用語を体系的に記述したテキスト。最近の動向を捉え,情報メディア,図書館サービスや運営の実務を詳しく解説。

図書館情報学を初めて学ぶ人や、実務に携わる人のための概説書の決定版。「図書館情報学とは何か」から始め、情報の概念、本や新聞・放送、インターネット、ウェブ等の情報メディア、情報を組織化し検索する仕組みなどについて詳説する。そして情報を収集、伝達、提供する社会的機関としての図書館の役割やその実際について述べる。

記事の最後に転載している目次を見るとわかりやすいのですが、「図書館概論」ではなく、「図書館情報学」についての本です。そのため、第1章では、図書館情報学の学問としての歴史や図書館情報学の研究内容、教育機関についても扱っています。

ハードカバーでそれなりの厚さですが、わかりやすいのでスラスラ読めました。図書館情報学に興味があれば、すぐに通読できるのではないかと思います。

ちなみに、きちんとした書評がありました。参考になると思います。
ci.nii.ac.jp


本書の目次は、以下のとおりです。

はしがき

1章 図書館情報学とは
 1.1 図書館情報学
 1.2 情報とは
 1.3 情報システムと社会,情報政策
 1.4 情報の制度
 1.5 図書館情報学の研究
 1.6 図書館情報学の教育機関

2章 情報メディア
 2.1 情報メディアとは
 2.2 本
 2.3 パブリックコミュニケーション
 2.4 情報メディアのデジタル化
 2.5 インターネットとウェブ
 2.6 学術コミュニケーション
 2.7 情報メディアの保存

3章 情報の組織化と検索
 3.1 情報検索とは
 3.2 情報資源の組織化
 3.3 情報検索の理論
 3.4 情報検索の実際

4章 情報の利用
 4.1 メディアの利用
 4.2 読書
 4.3 学術情報の利用
 4.4 情報行動

5章 図書
 5.1 図書館の役割と機能
 5.2 図書館の業務
 5.3 図書館の運営

あとがき
索引凡例
欧文索引
和文索引

勁草書房のWebページより