9冊読了。
目次
- 『マンキュー経済学』
- 『東大生はバカになったか (文春文庫)』
- 『社会人のためのデータサイエンス入門 オフィシャルスタディノート 改訂版 (データサイエンス・オンライン講座)』
- 『ちょいデキ! (文春新書)』
- 『元気と勇気が湧いてくる経済の考え方』
- 『フューチャリスト宣言 (ちくま新書)』
- 『私塾のすすめ ─ここから創造が生まれる (ちくま新書)』
- 『うかる! 行政書士 入門ゼミ 2016年度版』
- 読んだ本一覧
『マンキュー経済学』
- 作者:N.グレゴリー マンキュー
- メディア: 単行本
- 作者:N.グレゴリー マンキュー
- メディア: 単行本
- 大学時代に読了しておきたかった本。
- ゴールデンウィークに2冊一気に読んだ。
- 経済学の基礎的な考え方やどのように活用されているかということが学べた。
- 機会費用と比較優位、インセンティブへの反応、税制の設計、外部性、公共財と共有資源、教育や差別がおもしろかった。
- ケース・スタディがあり、イメージしやすい。
- 翻訳なので読みづらさがあった。
- 大学時代に購入していた第2版を読んだが、現在は第3版が出版されている。
『東大生はバカになったか (文春文庫)』
- 作者:立花 隆
- 発売日: 2004/03/12
- メディア: 文庫
- サブタイトルは、「知的亡国論+現代教養論」。
- 東京大学と文部科学省に対する批判を中心とした高等教育論、教養論、教養教育論。
- 単行本は2001年発売(文庫は2004年発売)だが、主張自体に古さを感じなかった。
- とくにおもしろかった項目。
- 必要とされるのはゼネラリスト(p.49-52)
- 文部省による“護送船団”は沈没する(p.77-80)
- 授業をインターネットに乗せる(p.202-205)
- 自分が自分に与える教育(p.210-213)
- アウトプットの重要性(p.275-278)
- ブックガイドと百科事典(p.290-296)
- 本の読み方、検索エンジンの使い方(p.296-300)
- ウソと誤りを見抜く能力(p.305-309)
- ダークサイドを知れ(p.312-315)
教育の目的は現制度の賛美者をつくることではなく、制度を批判し改善する能力を要請することである(p.82、百科全書の哲学者コンドルセ)
大学教育の核心は、演習(ゼミナール)を通じてのパーソナルな教育にあると思う(p.146)
その人が読んでいる本がわかれば、その人の頭の中身はほとんどわかってしまうのである(p.154)
大学というのは、何を学ぶところかといえば、一口でいえば、学び方を学ぶところである(p.208)
講義、学生間の相互刺激、本とメディアという3つのチャネルの総合的な教育の場が大学(p.238)
『社会人のためのデータサイエンス入門 オフィシャルスタディノート 改訂版 (データサイエンス・オンライン講座)』
- gaccoで2016年3月1日開講のga031: 《特別開講》「社会人のためのデータサイエンス入門」 | gaccoを受講した。この資料は、それに対応する穴埋め形式のレジュメ。
- 講義で使用することを前提としているので仕方ないのかもしれないが、穴埋めではないほうが便利だと思った。穴埋めさせたいところは、確認問題として各回の最後に掲載すればいいのではないだろうか。
- 統計学の基礎的な用語(分散、標準偏差、相関係数や信頼区間など)が説明されている。
- 「誰でも使える政府統計」(p.91-103)では、いろいろな統計が紹介されている。
- 「政府統計の総合窓口(e-Stat)による統計データの利用」(p.105-120)では、政府統計の総合窓口e-Statの使い方が詳しく紹介されている。
『ちょいデキ! (文春新書)』
- サイボウズの社長の本。
- 実践するハードルが低い仕事のコツが紹介されている。
失敗とは、結果が目標に届かなかっただけのこと(p.79)
実は他人を喜ばすことで、いちばん収穫を得ているのは自分自身なのです(p.81)
「わからない」と言える人は、周りに助けてもらえる素質がある(p.96)
読んだら、内容や感想をまとめて残しておくこと(p.147)
『元気と勇気が湧いてくる経済の考え方』
- 作者:柳川 範之
- 発売日: 2011/11/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 経済学の考え方がどんなふうに役立つのか、生き方・考え方という視点に立って、生き抜く知恵を解説した本。
- サンクコスト、機会費用、オプション価値、コンティンジェンシー・プラン、シグナル発信、ポートフォリオなど日常に活用する。
- 挫折に強い考え方だと思った。
目標を達成できなかったのではなく、実現する手段を1つ失ったにすぎない(p.61)
少しずつでも「進む」(p.73)
目標は簡単に決めて、簡単に修正しよう(p.199)
将来がよくわからないから目標を立てないのではなく、将来がよくわからないからこそ、目標を明確にしておくべき。それは仮置きで構わない。わかってきた程度に応じて目標を修正する(p.200)
『フューチャリスト宣言 (ちくま新書)』
- 対談形式
- 高等教育や学術情報のオープンアクセスについての言及もあった。
Information wants to be free.(p.42)
Rough Consensus and Running Code(p.74)
楽しくてしょうがないという人しか勝てない(p.115)
未来は予想するものではなくて創造するもの(p.180)
フューチャリストとは、専門領域を越えた学際的な広い視点から未来を考え抜き、未来のビジョンを提示する者のことである(p.207)
『私塾のすすめ ─ここから創造が生まれる (ちくま新書)』
- 作者:齋藤孝 梅田望夫
- 発売日: 2008/05/08
- メディア: 新書
『うかる! 行政書士 入門ゼミ 2016年度版』
- 読みやすかった。